2020年07月一覧

来たぜ、バングラデシュの大学病院(病理技術支援出張記)-4-

バングラデシュは、日本の医療事情とは少し異なり、最先端の治療を受けるには個人病院(クリニック)であり、大学病院は貧困層の受け入れをする立場にあるのだ。 この病院では、資金不足、ベッド不足、看護師不足で、医療の提供レベルがとても厳しい状況だった。ベッド数の2倍以上の患者が「入院」している。どういうことか……それは、ベッドではなく“床”に横たわっているのだ。

空港からホテルに行くまでの道のり(病理技術支援出張記)-2-

バングラデシュ第2の都市チッタゴンに到着した我々はまずはホテルへ向かう。(おっと、ここで最初に言っておくが、我々がバングラデシュに行った3回はそれぞれ、「大規模デモ」「大規模ストライキ」「ラマダン」の日にクリティカルヒットした。だから、これが日常だと思わないでくれ。普段は、非常に非常に平和なんだよ。)

そうだ!バングラデシュに行こう!(病理技術支援出張記)-1-

私たちが訪れるのはバングラデシュの第二の都市「チッタゴン」だ。チッタゴンにある国立病院で、日本式の病理技術を伝えに行く。アジアに行ったことのない私と、海外はニュージーランドとアメリカしか経験のないやまさん。それに上司(病理医)と女性の病理医の4人がこのプロジェクトのメンバーとなった。

アテローム(粉瘤)の病理標本作製のコツ

病理技師にとって「来たか」と思うとき1、剖検。2、速診断が多い。3、アテロームの検体処理・薄切。これらが上位にくることは間違いないだろう。その中でも、必ず誰しもが経験する「アテローム」。何だろう、あの”アテローム臭”。忘れられないよね。目隠ししても臭いだけで分かるよね。そんな病理技師にとって、素晴らしい経験となるアテロームの標本作製についてのコツを書きたいと思います(いろんな工夫の仕方があると思いますが、私が今までやってきた方法を書きます)。

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